甘味処 和(なごみ)。みんなに愛されるお母さんの和カフェ
「あ~、あんみつ食べたいなぁ~」
「昔ながらのお店に行きたいなぁ」
ふと、昔懐かしさを思い出し浸ることはありませんか?
池袋に、まるで昭和時代にタイムスリップしたような昔懐かしいお店を発見。
「甘味処 和(なごみ)」をご紹介致します。
■アクセス
池袋駅徒歩5分。
池袋東口(36番、37番、38番出口)から
ジュンク堂本店(本屋)を目指してください。
出口を出たらドンキホーテ方面へ。
ドンキホーテを過ぎ、ロッテリアと大黒屋(質屋)の間の通りに入り、サンマルクを右に曲がり直進。左手側(反対斜線)に見える東京都民銀行→ニッポンレンタカーを過ぎ、その先にあるスターバックスとジュンク堂書店の間を左へ曲がり、「Cafe」と看板があるお店を左へ曲がると到着します。
池袋駅徒歩5分。
池袋東口(36番、37番、38番出口)から
ジュンク堂本店(本屋)を目指してください。
出口を出たらドンキホーテ方面へ。
ドンキホーテを過ぎ、ロッテリアと大黒屋(質屋)の間の通りに入り、サンマルクを右に曲がり直進。左手側(反対斜線)に見える東京都民銀行→ニッポンレンタカーを過ぎ、その先にあるスターバックスとジュンク堂書店の間を左へ曲がり、「Cafe」と看板があるお店を左へ曲がると到着します。
普通に歩いていたら見過ごしてしまいそうなほどひっそりとあります。

入り口にはこんな注意書き

少しかがまないと入れない入り口。くぐって中に入るというのがなんだか懐かしくてわくわく。外からのイメージを裏切らないきゅっと詰まった店内。
テーブルは4つ、席は12席。土日やランチタイムの忙しい時間はお手伝いさんがいるものの、注文~調理~お客さんにお出しするまで全て女性店主が1人で行っています。


ご担当頂いた原田さん(女性)。
写真は恥ずかしいのでNGとの事でしたがニコニコしていてとても優しい口調、気さくで明るくホッとする”お母さん”のような方です。早速インタビューしました。
創業のきっかけ
元々商売の仕事をしていて子育てのため専業主婦になったんだけど、子供が大きくなってしばらくした頃またお店出したいなぁって思って。チェーン店は多くあるので個人で出来るお店を考えました。甘味処にした理由
元々母にお茶の作法を習っていたのがきっかけで、お茶をたてるときって落ち着いたところで落ち着いた心でやるんだけれど、そういう感覚のお店にしたくて。少しの時間で一息つける場所があったらいいなとか、入ってきて癒される空間に出来ればって考えて甘味処にしたんです。おすすめメニュー
「白玉」です。自分が他のお店で食べたときに「これじゃあお腹いっぱいにならないよなぁ」って思って大きい白玉を出すようにしました。
と満面の笑みで答えてくださった原田さん。白玉は小豆ときなこの2種類から選べます。白玉のきなこを頂きました!

「え?!これ白玉…?!」
私の白玉のイメージとは全く違うものが。「お餅みたいでしょ~♪」と原田さん。本当に大きいんです!500円玉と比べてもこんなボリューム!

密を入れているこのふくろうがなんとも可愛い。池袋では見当たらなくてわざわざ静岡に足を運んで探したそう。今でもふくろう欲しさに静岡から取り寄せることもあるのだそうです。

初めはきなこだけで。
次は黒蜜をとろ~りかけて。

もっちもち!しかもほんのり温かい!白玉というよりつきたてのお餅のようなもちもちやわらかさ。

注文してから作って茹でるから少し時間はかかってしまうのだけれど…とのこと。ですが、待ってでも食べたい!って思えます。きな粉もこれでもかってくらいふんだんに使ってあってこれだけで十分お腹いっぱいになります。
白玉きなこ お茶付800円

定番メニューとなっているくりーむあんみつ。

これも懐かしいですね~!みかん、パイン、さくらんぼ、たくさん乗った小豆、アイス、寒天、ミニお餅、そしてたっぷりの黒蜜。


甘味の種類は他にもたくさんあり、全部食べたい!という方は「なごみ三点セット(くずきり・いそべ餅・あんみつ)」もいいかもしれません。ランチは玉子ご飯やおむすびセットなど、なんだかほっこりするようなメニューがあります。
こだわり
お料理で言うと、ランチタイムはお野菜中心を心がけ、6種類一口サイズのお野菜を毎日来ても全く同じにならないよう工夫しています。お店は元々空地で何もない状態だったので好きにレイアウト出来て・・・内装も大好きなウグイス色を取り入れたり、潜り戸にしたり、小さい店内に圧迫感が出ないように薄い黄色を取り入れたり、和を表現するのに力を入れましたね。というように店内には趣があるものがたくさん。店内に置かれているタンスは戦争より前にあった店主の母のものだそう。今じゃあまりみないヒノキのタンス。

壁には「かんざし檸檬」さんという方がハンドメイドで作っているアクセサリー。ここの常連さんなのだとか。ここで気軽に買えるのもいいですね。

レジ横にも檸檬さん作のかんざしが。

ぶんぶくちゃがまに出てきそうな茶釜!これも昔使っていたものなのだそうです。

また、店内のところどころに”福を呼ぶ”とされるふくろうや座席の座布団の模様にはトンボがあしらわれていて、ここにいるだけで日本の良さをしみじみと感じます。
お客様に伝えたいこと
「またのご来店をお待ちしております」これしか言えません。初めは甘味のみでそれに小鉢を付けてたらお客様に「この小鉢でランチも出したら?」と言われ試行錯誤の上、始めました。またある時には「〇〇のお店、行ってみなよ」と言われ甘味の勉強をしたり。ありがたいことに毎日来てくれるお客様もいて本当にみなさまに感謝しています。
ヤミーから皆様へ
接客中、「前もいらしてくださいましたよね?ここに座ってたでしょ?」と、話しかけお客さんがどこに座っていたかを覚えていた原田さん。お客さんも覚えてもらえていたことに驚いていました。入るときにお客さんがおじぎをして入ってくる潜り戸、昔の家財や道具が飾られている店内、原田さんのお人柄、現代っ子にも引き継いでいきたい日本の伝統がここには詰まってるなぁと感じました。おすすめです。

甘味処「和」(なごみ)
食べログ:http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13049698/
住所:東京都豊島区南池袋2-17-11後藤ビル105
TEL:03-3987-6300
営業時間:10:00~18:00(水・祝・第3日曜定休)
※ランチは11:00~13:30頃まで
路地裏にあるので分かりづらいかもしれませんがお気をつけてお越しください。おいしいランチと甘味をご用意してお待ちしております。
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