飲む点滴 “甘酒” で寒い冬を乗り切ろう!
風邪をひいて食欲がない時、簡単に栄養が摂れて、尚且つ喉を潤せるものがあると助かりますよね。
そこで今回は、「飲む点滴」とも呼ばれ、老若男女問わず好んで飲まれる“甘酒”について調べてみました!
甘酒とは
米麹を発酵させたもので、でんぷん質を糖化させたブドウ糖が含まれるため
甘い飲み物になり、アルコール分は含まれていません。
酒粕から作られる甘酒もあります。
効能( ※米麹から作られる甘酒)
【体調不良の回復促進】
主成分であるブドウ糖とアミノ酸は、自然治癒力を高め、風邪などの体調不良の時に体力回復の手助けをしてくれます。また夏バテにも効果が期待できます。
【美肌効果】
麹に含まれる麹酸はシミの原因になる黒色メラニンの生成を高めるチロシナーゼという酸化酵素の働きを抑制するため、シミやくすみの予防に効果があります。
また、保湿効果が高いビタミンB群も大量に含まれているため、甘酒を直接お肌に塗っても美肌効果があると言われています。
【便秘解消効果】
麹の食物繊維とオリゴ糖には、腸内の環境を整えて働きを良くする効果があります。この効果により便秘の改善や予防をする事ができます。
【ダイエット効果】
主成分であるブドウ糖には血糖値を上げ、満腹感が得られる効果もあります。食欲を抑えたい時に甘酒を飲むと効果的です。あくまでサポートする効果なので飲み過ぎには注意が必要です。
■甘酒横丁
人形町駅を出てすぐの交差点から明治座までの約400mの小さな通りが“甘酒横丁”と呼ばれる通りです。
明治初期に横丁の入り口に甘酒屋があったことから名づけられたといわれています。今でも酒店や和菓子店などの店頭では甘酒が売られ下町情緒が感じられる散歩道として多くの人に愛されています。
■甘酒入りの商品
最近は、甘酒が入った商品も数多く販売されています。
・甘酒あめ
・甘酒ヨーグルト
・甘酒まんじゅう
・甘酒ジェラート
・甘酒ジャム
甘酒は「冬の飲み物」というイメージがありましたが、江戸時代には夏バテ予防になることから「夏の栄養ドリンク」として親しまれており、俳句では夏の季語なんだそうです。
健康にも美容にも効果がある甘酒を普段の生活に上手く取り入れてみてはいかがでしょうか。
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