ダイアログ・イン・ザ・ダークで漆黒の闇を体験しよう!
みなさんは“漆黒の闇”を体験したことがありますか?
一寸先はおろか、手元すら見えない、もはや目を開けているのか閉じているのかすらわからない真っ暗闇を…。
写真の現像をしたことがあれば暗室によって体験したことがあるかもしれませんが、その他では少ないでしょう。何故なら「不便・危ない・怖い」等というネガティブイメージが多い上に、光の存在を完全に遮るのには設備と手間を要するからです。
なので人々は無意識に闇を避け、光にすがって生活しています。
しかしそんな嫌われものの真っ暗闇をあえて経験するというプロジェクトがあります。
『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』という、“視覚情報を排除した世界とはどんなものか”を体験するエンターテインメント形式のワークショップです。
今回はこのダイアログ・イン・ザ・ダークのご紹介をしたいと思います。
ダイアログ・イン・ザ・ダークってなに??
ダイアログ・イン・ザ・ダーク(Dialogue in the Dark)とは、1988年にドイツのアンドレアス・ハイネッケという哲学博士の発案によって生まれました。日常生活のさまざまな内容を真っ暗な空間で、視覚以外の感覚を使って体験します。参加者は完全に光を遮断した空間の中へグループを組んで入ります。そして暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
ヨーロッパ諸国、米国、メキシコ、韓国、イスラエルなど世界25カ国120都市で開催、600万人以上が参加しており、日本では2009年より渋谷区神宮前の会場で行っています。
具体的にどんなことをするの?
・1回8名で入り90分間の暗闇体験をします。
・視覚障害者の方がコンダクトしてくれます。
・白杖(はくじょう)という杖を持ちます。
・目や心を慣らすためにだんだんと暗くしてゆき、イベント中は全く光がない漆黒の闇に包まれます。
・中では障害物など様々な催しがあり、それを盲目の状態で体験します。
・内容は季節によって変わります。
皆様によりワクワクしてもらう為にここではこれ以上詳しくは書きません。
視覚的情報が無かった時、思い出に残るものは何か、この特別な感覚を是非直接感じていただきたいです。
ひとつ言えることは、私はもともと暗闇や集団行動への苦手意識が強かったのですが、その意識が反転したということです。
暗闇に対する恐怖心や不安感は消え、温かみや安心感、人といる心強さが深く心に残ります。
なので怖がり・臆病な人、人とのコミュニケーションが苦手な人にこそやって頂きたい。
もちろんデートにもおすすめです!パートナーの普段見れない一面が見れるかもです。
(男の人は頼もしさを試されるかもしれませんが、彼女をしっかり気遣ってあげれば大丈夫★)
真っ暗闇の90分。他では味わえない貴重な体験になること間違いなしです。
是非参加してみてくださいね。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク(Dialogue in the Dark)
東京 外苑前会場
東京都渋谷区神宮前2-8-2 レーサムビルB1F
TEL : 03-3479-9683
公式サイト
http://www.dialoginthedark.com/
料金
■一般 5,000円
■学生(中・高・大) 3,500円
■小学生 2,500円
チケット購入
http://w1.keitaiticket.com/kt/view/e902/p/top.html
参加による注意事項※必ずお読みください
http://dialoginthedark.com/caution/
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