夏の甲子園の記録まとめ~チーム記録編~
甲子園も大詰めの今日この頃、朝晩は心なしか涼しい日が多くなってきた気がします!
もうすぐ夏も終わりか…と直太郎の歌を聞きながらやり残したことばかりの夏への思慕と、まあいっかという思いにふけりながら、今回も甲子園に関する記録をいくつかまとめてみました。
※今回も昭和30年以降を対象にまとめています。
■春夏通算最多記録
・春夏通算最多出場回数 龍谷大平安(京都)70回(選抜38回、夏32回)
・春夏通算最多勝利数 中京大中京(愛知)131勝(選抜55勝、夏76勝)
・春夏通算最多優勝回数 中京大中京(愛知)11回(選抜4回、夏7回)
■駒大苫小牧高校
・大会最高打率(ベスト4以上)駒大苫小牧(南北海道)4割4分8厘(174打数78安打)
平成16年の第86回全国高校野球選手権大会で記録。
この年に活躍するプロ野球選手はダルビッシュ世代と呼ばれていますが、駒大苫小牧(マー君こと田中将大選手は1年生で出番なし)はそれほど目立った選手がいませんでした。
しかし、初戦からすべての試合で2桁安打を記録し、現ロッテの涌井投手率いる横浜など強豪高を次々と倒すと、決勝戦では現広島カープの福井優也投手率いる選抜優勝の済美と対戦。
決勝戦も点の取り合いとなり、駒大苫小牧が毎回の20安打を放ち、逆転に次ぐ逆転の末、春夏連覇を目指した済美を破り、北海道勢として初の優勝を果たしました。
派手なチームかと思いきや、守備に関しても大会を通じた失策は1つ。
高いレベルでバランスのとれたチームだったんですね~。
■智弁和歌山高校
・大会最多安打 智弁和歌山(和歌山) 100安打
・大会最多本塁打 智弁和歌山(和歌山) 11本
・大会最多塁打 智弁和歌山(和歌山) 157塁打
平成12年の第86回全国高校野球選手権大会で記録。
この年の智弁和歌山は上記3つの記録の他に、その当時の4つの打撃記録を塗り替え優勝を飾りました。
以上のことから、高校野球史上最強打線といわれています。
■PL学園
・1試合最多得点 PL学園(大阪) 29得点
・1試合最多安打 PL学園(大阪) 32安打
・1試合最多塁打 PL学園(大阪) 45塁打
平成12年の第86回全国高校野球選手権大会、東海大山形戦で記録。
主砲清原、エース桑田が最終学年で他にも後にプロ野球に進んだ選手を抱え、まさに高校球界の横綱。
大会史上唯一の毎回得点で29-7で勝利しました。
当時の伝説のPLの強さがよくわかるスコアですね。
うーん、やっぱり調べてみると一度は聞いたことのある強豪チームばかりでした。
ですが、甲子園の記録に残る真剣勝負の裏側には、球児の数と同じだけの心震える感動の名場面があると思います。
今年の甲子園のベスト8も決まりましたね。
勝ち残った高校のみなさん、引き続き頑張ってください!
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