ドラッグストア業界をまじめに調べてみました。
最近、子供が生まれまして、おむつを買ってくるように頼まれて近所のドラッグストアにお買い物にいったんです。
すごいんですね。食料品、飲料、お酒、なんでもめちゃくちゃ安いんです。
これまで僕のお買い物の主戦場はコンビニでしたが相場感が一気に崩れました。これからはドラッグストアが開いている時間に帰宅したいと思います。
ということでドラッグストアを調べてみました。
ドラッグストアが安い理由
ティッシュ・洗剤などの日用品、雑貨、食料、飲料を安くしてお客さんを多く呼び込んで、薬や化粧品など高単価の商品を併せて購入してもらうことで利益率を上げる…というのがビジネスモデルみたいです。買わせたい商品は別にあったんですね。だから安かったのか!
最近のドラッグストアを取り巻く環境
2009年、薬事法の改正で医師の処方箋が必要のない一部の薬がコンビニ、スーパーでも販売可能となったことで競争が激化し中小ドラッグストアが大きなドラッグストアに飲み込まれる…といった感じの業界再編が進みました。(ツルハ、ココカラファインあたりはわかりやすいです)これにより、店舗の大型化・集約化など、各社、独自の戦略を打ち出すようになったみたいです。
さらに、2013年にネット販売が解禁されたことでさらなる競争激化している今日この頃。ドラックストア各社は、高齢者へのサービス拡充を中心に差別化をはかっているみたいです。
ざっくり、こんな感じみたいです。
有名どころドラッグストアのご紹介
※2014年度決算の売上高を記載マツモトキヨシ(本社:千葉県松戸市/売上:4953億円)
http://www.matsukiyo.co.jp/
マツモトキヨシ、ぱぱすを展開。過去、優香、山口もえ、藤崎奈々子、ダンディ坂野のCMが印象的でした。
化粧品が安くて女性に人気…というのが印象です。併せて、Edyの導入やLINEによるクーポンの発行など、ターゲットの中心は若者のようです(店舗によって違うみたいですが)。
因みに、ワタクシ、マツモトキヨシのオヒザモトで育ちました。
サンドラッグ(本社:東京都府中市/売上:4478億円)
https://www.sundrug.co.jp/index.html
サンドラッグ、DrugTops、ダイレックスを展開。地域最安値にこだわりをもっているそうです。
以前、ガイアの夜明け見ました!
運営責任者と接客責任者の2人責任者体制を敷いて、数字と顧客満足の2つを両立する取り組みが印象的でした。
スギ薬品(本社:愛知県安城市/売上:3652億円)
http://www.sugi-net.jp/
美容部員を多く抱えて化粧品に強いらしいです。
若い女性だけでなく老人へのサービスも充実させていてお年寄りにお化粧…みたいな取り組みを進めているそうです。
採用情報を見てみるとビューティアドバイザーなる枠がありました!
ツルハホールディングス(本社:札幌市/売上:3884億円)
http://www.tsuruha-hd.co.jp/
ハピコムグループ(イオングループ)。ツルハドラッグ、くすりの福太郎などを展開。
化粧品サンプルの充実、割引券の発行。食料品も扱いプライベートブランドにも力をいれているらしいです。
ココカラファイン(本社:横浜市/売上:3493億円)
http://www.cocokarafine.co.jp/
セイジョー、SEGAMIもココカラファイングループ。
調剤専門店はもちろん、ドラッグストアに調剤薬局を併設したドラッグ&調剤店舗の出店を強化。
コスモス薬品(本社:福岡県福岡市博多区/売上:3718億円)
http://www.cosmospc.co.jp/
九州を拠点に全国へ展開中のドラッグストア。
ポイント還元ではなく毎日低価格を標榜。大規模都市ではなく、中小規模の都市に出店。
ウエルシアホールディングス(本社:東京都千代田/売上:3607億円)
http://www.welcia.co.jp/
ハピコムグループ(イオングループ)。
かかりつけ薬局のコンセプトに基づき、ドラッグ&調剤・カウンセリング・深夜営業・介護といったビジネスモデルを柱としているそうです。
業界再編の中核になっているのがこの会社のようです。
カワチ薬品(本社:栃木県小山市/売上:2426億円)
http://www.cawachi.co.jp/
大きな店舗で大きな駐車場完備。地方都市の大きな道路沿いに戦略的に出店。
生活用品や日用品にも力をいれて品数豊富。
各社の決算情報も目を通してみましたが、どこも売上は伸びていました。
企業努力がワタクシの生活に潤いを与えるのだと感謝の気持ちでいっぱいです。
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